ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定とは、ファイナンシャル・プランニングに関して、包括的、かつ専門的な知識・技術を持っていることを証明するための国家検定試験です。
FP技能検定は1〜3級の3段階に分かれた国家資格です。3級は誰でも受検できますが、1級は下記いずれか一つを満たす必要があります。
1級は最上級資格であり、まず学科試験(合格率10%前後)を受検、合格した後に実技試験(金財は面接・日本FP協会は筆記)に合格しなければなりません。
AFP・CFP®資格は民間資格であり、CFP®は国際ライセンスです。
1級はFP資格の最上級資格として、やはり信頼や安心につながります。金融機関の専門職やプライベートバンカーなど、専門的な相談対応に おいて不可欠な幅広い知識として、推奨されています。今後ますます2級から1級へのステップアップの流れが加速することが想定されます。
以下、CFP®資格(日本FP協会)および1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)の違いについてご説明します。
*一覧表が画面からはみ出る場合は横スクロールしてご覧いただけます。
CFP® (Certified Financial Planner®) |
1級ファイナンシャル・ プランニング技能士 |
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資格認定機関 | NPO法人日本FP協会 | 国(厚生労働省) |
資格取得前の 認定教育講座 (FP養成研修) |
要 (CFP®資格審査試験) |
不要 |
資格取得基準 | 本試験合格後、一定要件を満たした上で期限内に日本FP協会への会員登録が必要 | 本試験(1級ファイナンシャル・プランニング技能検定試験)合格者 |
会員登録 | 要 | 不要 |
本試験合格後の ライセンス |
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[1級ファイナンシャル・プランニング技能士] |
資格取得の メリット |
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資格取得後の更新 | 要 *2年ごと更新。更新基準として継続教育単位が30単位必要。 |
不要 |
FP技能検定は、社団法人金融財政事情研究会(金財)とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)の両機関による複数指定試験機関方式で実施されます。
※CFP®、CERTIFIED FINANCIAL PLANNER®、およびサーティファイド ファイナンシャル プランナー®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd. (FPSB) の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。